製造工程

花火の製造工程

① 配合 色々な薬剤を混ぜ合わせて花火の色や種類を決める工程です。それぞれの薬品をふるいにかけて丁寧かつ慎重に混ぜ合わせます。配合は料理でいえばレシピのようなもので最重要部分でもあります。
配合
② 星掛け 専用の星掛け機で、球状の星を0.5㎜づつ大きくしていきます。最初は2mm程度から、尺星になると30mmまで大きくします。星とは花火を構成する火薬の粒で多彩な種類があります。
星掛け
③ 星乾燥 星を天日・乾燥室で乾燥させます。星掛けと星乾燥は繰り返し行い、尺玉の場合、星の完成まで約1ヶ月かかります。
星乾燥
④ 仕込み 完成した星を、半球状の玉皮と呼ばれる型に均等に並べます。玉皮の中心部分には、花火を開かせる為の火薬(割薬)を入れます。
仕込み
⑤ 玉貼り 糊の付いたクラフト紙を伸ばしながら玉に貼っていきます。花火の大きさ・種類・割薬の強さで貼る枚数を調整し、丸く開かせる為に均一に貼っていきます。生産合理化への取組みとして、国内初、県認可取得した自動玉貼り機2台が稼働しています。
玉貼り 玉貼り

自動玉貼り機

⑥ 玉乾燥 天日・乾燥室で玉を乾かします。玉貼りと玉乾燥を繰り返し行い、尺玉でクラフト紙を約60枚貼って乾かします。
玉乾燥
⑦ 完成 仕上がった玉に一つ一つ玉名を入れ完成です。火薬庫で厳重に保管、管理され、出番を待ちます。
完成

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